STEP5:上級者編

【事例紹介】未経験でピラティススタジオのホームページ制作から集客改善まで担当した経験をお伝えします!

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このページでは、私が未経験の状態から実際に対応したピラティススタジオ案件をもとに、提案〜施策実行までの流れを紹介します。

MEO対策もLINE構築も初めてでしたが、調べながら・相談しながら進めて成果につながった実例です。

「経験がなくても、どう進めればいいのか?」をイメージしやすい内容になっています。

目標未経験でも、実案件で“走りながら対応できる”感覚をつかむこと

まず最初に:この事例で伝えたいこと

この事例で伝えたいのは、

「未経験でも、受注してから調べながら実装で成果を出せる」

ということです。

今回紹介するピラティススタジオの案件は、私自身が MEOもLINE構築も“完全未経験”の状態 から取り組んだ実案件です。

最初から専門知識があったわけではなく、次の3つを繰り返しながら進めました。

  1. 分からない部分は徹底的に調べる
  2. 必要な教材をピンポイントで使う
  3. コミュニティで経験者に相談する

その結果、スタジオの集客や運営は改善しました。

成果事例
Googleマップ
Googleマップ口コミ施策
最近予約が増えたとご連絡が!
もう少しお客様が増えたらトレーナーさんを増やす段階に!
成果
  • Googleマップ順位:10位以下 → 3〜4位
  • 予約・顧客管理・決済がすべて自動化
  • 電話・メール対応がゼロに
  • 講師を増やす検討につながるほど集客が増加
  • Google口コミ:1年で18件(★5.0)

これらはすべて、「走りながら覚えていった」ことから生まれた成果です。

未経験で不安な人ほど読んでほしい内容です。

「まず受注して、走りながら覚えればいいんだ」という感覚が、きっと掴めるはずです。

クライアントの状況と課題

ピラティススタジオの基本情報
項目内容
所在地東京・高級住宅街エリア
レッスン形式マンツーマン(講師1名 × お客様1名)
講師の形態全員業務委託
経営者の役割スタジオを運営し、講師にレッスンを委託
主なターゲット美容・健康意識が高い 20〜60代の女性

このターゲット層は、MEOやLINE導線と非常に相性が良いのが特徴です。

抱えていた問題
  • ホームページがなく、オンラインからの流入がゼロ
  • 電話・メールで予約や問い合わせ対応 → アナログでミスが起きやすい
  • Googleカレンダーへ手入力 → 予約数が増えると破綻しやすい
  • 決済が現金のみ → 時間も手間もかかり、受付が非効率
  • 競合スタジオが多く、差別化できていない

クライアントが特に求めていたのは次の3つ。

要望(集客を増やしたい理由)
  • 講師個人ではなく、「スタジオとして」集客力を持ちたい
  • 講師が業務委託なので、予約が増えればレッスン数を増やせる
  • 安定して新規が増えれば、講師も増員できる

つまり、スタジオ全体での集客力を高めたいというのが一番の目的でした。

ヒアリングで見えた3つの課題

実際に、お役立ちシートにあるヒアリングシート1で、ヒアリングを進めていきましたよ。

課題①:集客の仕組みがゼロ

集客仕組みゼロの課題

オンライン導線が存在しない

  • スタジオの情報が検索しても出てこない
  • レッスン内容・料金・場所が分からず、興味を持たれても調べようがない
  • Webからの問い合わせ・予約がゼロ

新規集客が“講師の紹介頼み”になっていた

  • 既存客は講師についたお客さんのみ
  • スタジオとしてのブランドや集客基盤が機能していない

競合エリアで“比較の土俵に上がれていない”

  • 周辺は競合スタジオが多く、比較検討の段階で候補から外れる
  • ホームページがないことで、選ばれる可能性すら減っていた

こんなふうに、

「オンライン導線ゼロ」×「紹介頼み」×「競合多数」

という三重苦が、最大の課題でした。

課題②:運営がアナログで非効率

問い合わせは電話とメールのみ

予約管理は Googleカレンダーへ手入力

この仕組みは、

  • レッスン数が増えた瞬間にミスが起きる
  • メールや電話対応に時間を取られ、本来の業務に集中できない
  • 顧客情報が整理されず、管理負荷が高い

という“増客に弱い構造”になっていました。

特に、講師が業務委託のため、連携ミスが起きやすいリスクがありました。

課題③:競合が多く、差別化が急務

エリア内にピラティススタジオが多く、同じようなサービスが溢れています。

そのため、「スタジオとして選ばれる理由」が弱いという課題がありました。

特に、

  • Googleマップで10位以下
  • 口コミも少ない
  • ホームページなし

という状態では、選ばれる確率は大きく下がります。

提案した施策(全体像)

施策内容目的
① MEO対策Googleマップの最適化「地域名+ピラティス」で新規を増やす
② 看板設置ビル敷地内に看板を設置オフラインでの認知アップ
③ 公式LINE(エルメ)導入予約・決済・顧客管理を自動化運営負担を減らし、ミス防止
④ オンライン決済クレカ決済導入会計をスムーズにして満足度UP
⑤ ホームページ制作情報の“母艦”をつくる信頼性UP+集客導線の構築

最初はホームページ制作のご相談を受けました。

ただ最終的には、ホームページ制作を含めた5つをご提案しました。

施策①:MEO対策(Googleマップ最適化)

Googleマップ

1. MEO対策を選んだ理由

ピラティススタジオは“実店舗型ビジネス”なので、Googleマップ検索との相性が非常に良いからです。

特に

「地域名 + ピラティス」
「ピラティス + 駅名」

のキーワードで上位表示されれば、そのまま新規予約につながります。

今回のスタジオは競合が多いエリアだったため、SEOよりも即効性のあるMEOを最優先にしました。

さらにヒアリングでは、

  • リピート率70〜80%
  • スタジオ自体は評価も満足度も高い
  • ただし見つけてもらえない

という状況だったんです。

「見つかる仕組み」=MEO対策が最も効果的と判断しました。

2. 対策の進め方(教材+AI+実践)

Udemy
引用:Udemy

当時、私はMEO完全未経験でした。

ただ、次のステップで問題なく対応できました。

  1. Udemy教材で基礎を学ぶ
  2. AI(ChatGPT・Perplexity)に疑問を投げる
  3. 実際に店舗データを入れて検証しながら進める

特にAIはかなり強力で、

  • 「この設定項目の意味を教えて」
  • 「上位表示に影響がある項目だけ抜き出して」
  • 「競合分析のポイントを教えて」

こういった質問に全て回答してくれたので、未経験でも実務レベルでMEOを進められる状態 になりました。

3. 実際に取り組んだ主な内容

Googleビジネスプロフィール
引用:Googleビジネスプロフィール

未経験から始めたMEO対策ですが、実際に効果が出たのはこの3つでした。

実際に効果が出た3つ

① Googleビジネスプロフィールの情報をフルで埋めた

営業時間・説明文・写真など、基本情報をすべて埋めるだけでも順位は上がります。

② 口コミが自然に増える導線を作った

レッスン後にLINEで口コミページへ誘導できる仕組みを作成。
結果、1年で18件・評価5.0という強いアカウントに育ちました。

③ 勝てるキーワードを選んだ

「地域名+ピラティス」でも競合に勝てるキーワードを選定。
これが順位上昇に直結しました。

あくまで“基礎を固めるMEO”ですが、実店舗には十分効果があります。

4. 成果(10位以下 → 3〜4位へ)

約1ヶ月ほどで、

  • 「地域名+ピラティス」で 10位以下 → 3〜4位 へ上昇
  • Googleマップからのアクセスが増えた
  • 実際に「Googleマップを見て来た」という新規客が増えた

その結果、「講師を増やしたい」という声がクライアントから上がるほど、集客が改善しました。

現在は3位〜4位をいったりきたりしています。

施策②:看板設置でオフライン導線を強化

クライアントにこのような立て看板を設置してもらいました

1. 看板が必要だった理由

スタジオの立地と構造の特徴から、看板の必要性が非常に高かったんです。

まず、スタジオは建物の2階にあり、外から見えづらい場所にありました。

そのため、

  • 「そもそもスタジオの存在に気づいてもらえない」
  • 「初めて来る人が迷いやすい」

という問題が発生していました。

さらに、スタジオの前の通りは人通りがぽつぽつあるエリアです。

引用:Googleマップ

看板を置けばご近所さんの目に入りやすく、自然な集客導線になるという期待もありました。

実店舗型のサービスでは、

  • 「存在を認知してもらう」
  • 「迷わず来店できる」

この2つが集客の大前提です。

そのため、当初はまず看板を設置し、スタジオの「見える化」を進めることを優先しました。

結果的に、後から実施した MEO 施策とも相性がよく、オンライン × オフラインの集客導線が自然に強化されました。

2. 設置の流れと効果

設置は次の流れで進めました。

  • ビルのオーナーに設置許可を取得(クライアントにやっていただきました)
    ※道路(公道)はNGなので、必ずビル敷地内に設置
  • 視認性が高い位置に設置
  • LINEのQRコードを見やすいサイズで配置

設置後の効果としては、

  • 位置が分かりやすくなり、初回の来店ハードルが軽減
  • MEOで見た人が迷わず来店できる導線に
  • LINE登録導線が増え、お問い合わせが増加

MEOと看板がセットで機能することで、

オンライン+オフラインの両面から認知→来店

の流れを強化できました。

看板に貼るポスターは、以下のようなCanvaのテンプレを活用しました。

引用:Canva

施策③:予約管理・顧客管理の自動化(エルメ導入)

引用:エルメ

1. 電話・メール運用の限界

クライアントは以下のように「完全アナログ運用」でした。

  • 予約は電話・メールで受付
  • Googleカレンダーへ手入力
  • 現金のみの会計

顧客が増えれば、予約ミスや入力漏れ・対応負担が必ず発生します。

このままでは、お客様が増えたときにヒューマンエラーが起きると予測できました。

2. エルメ導入を選んだ決め手

引用:エルメ

複数サービスを比較した結果、エルメが最適と判断しました。

エルメにした理由
  • 月額の維持費がもっとも安かった
  • 予約・顧客管理・決済が1つで完結できる
  • 現状の課題(アナログ運用)を最短で解決できる

クライアントの規模・予算・運営体制を考えると、

コストを抑えながら運営フローを自動化できる唯一の選択肢

という結論でした。

3. 実装時に困ったことと解決方法

先人に相談し、動画などで説明してくれました

私はこのとき LINE構築が完全未経験でしたが、以下のステップで解決しました。

参考資料
  • YouTubeや教材で必要な部分だけインプット
  • ChatGPTでエラーや設定の疑問を随時解消
  • コミュニティでLINE構築に詳しい人に相談し、伴走してもらった

特に、プロに相談できたことで正確さとスピードが一気に上がりました。

困ったことを相談し、LINE構築に慣れている方が一緒に解決してくれました!

4. 導入後の変化

エルメ管理画面

エルメ導入により、運営は改善しました。

エルメ導入後の変化
  • 予約・顧客管理・決済が自動化
  • Googleカレンダーとの連携で管理がミスゼロ
  • 電話・メール対応がほぼ消滅

クライアントからは

  • 「運営が一気にラクになった」
  • 「予約ミスの不安が完全に消えた」

と大きな満足をいただきました。

エルメ以外にも、使いやすいサービスがあります!

お客様の課題解決に1番向いているサービスを選択しましょう。

施策④:オンライン決済の導入

Stripe
引用:Stripe

決済システム「Stripe」をエルメと連携し、決済システムを導入しました

1. 現金会計の課題

ヒアリングで最初に気づいたのは、会計周りの負担が異常に大きいことでした。

  • レッスンごとに毎回、店頭で現金のやり取り
  • 現金管理のミスが起きやすい
  • 経営者・講師どちらにとっても手間が大きい

顧客数が増えるほど「運営のボトルネック」になる状態でした。

2. オンライン決済のメリット

導入を検討したときにまず見えてきたのは、オンライン決済にすることで得られる運営メリットが非常に大きいという点でした。

  • レッスン前に決済が完了するため、店頭での会計が不要
  • 現金の管理・集計ミスがゼロになる
  • お客様もスマホで完結でき、支払いの手間がなくなる

オンライン化するだけで、運営負担が大きく減り、講師・お客様どちらにとってもストレスのない仕組みが作れることが分かりました。

3. 導入後の変化

オンライン決済導入後、運営が圧倒的にラクになりました。

  • 決済がすべて自動化され、手動の会計がなくなった
  • 現金管理のストレスがゼロに
  • お客さんからも「事前決済でラク」と好評

クライアントからは「もう現金には戻れない」と言われるほど満足してもらえました。

最終的な成果まとめ

成果まとめ
成果内容まとめ
成果①:MEO順位アップ10位以下 → 3〜4位 へ上昇。
ローカル検索で継続的に新規流入が発生。
成果②:集客数の増加MEO+看板設置の相乗効果で体験申込が増加。
既存客だけだった状況から新規が安定。
成果③:講師増員の検討集客増加を受け、講師(業務委託)を追加したいとクライアントが判断。
成果④:電話・メール対応ゼロ化エルメ導入で予約・顧客管理・決済が自動化。運営負担が大幅に減少。
成果⑤:口コミ18件(★5.0)口コミ導線を整えたことで1年間で自然に増加。評価5.0を維持し信頼性アップ。
成果⑥:クライアントの喜びポイント・運営が圧倒的にラクに
・ミスが減り安心して運営できる
・新規集客が増え、展望が持てた

この案件から学んだ「走りながら覚える」重要性

学び①:未経験でも調べながら実装すれば結果は出る

未経験からでも、実案件に取り組むことで必要なスキルがどんどん身につきます。

特に今回の案件では、以下の流れを回すことで確実に成果につながりました。

  • 分からない箇所は都度調べる
  • 実際に触りながら理解を深める
  • 必要なときだけ教材で補強する

「やりながら覚える」が本当に最速でした!

学び②:教材・AI・コミュニティで加速できる

引用:ChatGPT

完全に1人で抱えるより、外部の力を使った方が圧倒的に進みが早いです。

  • AIで原因や手順を“先に把握”して道筋を作る
  • Udemyやnoteなど、必要な範囲だけ教材で補う
  • コミュニティで経験者に質問し、実装の方向性を確認する

これらを併用することで、迷う時間を激減させることができます。

学び③:完璧主義より「まず行動」が成長する!

準備が整ってから動こうとすると永遠に動けません。

実際に今回の案件でも、完璧じゃなくても「まず受注した」のが大きな転機でした。

  • 完璧に理解しなくても、必要なことは後から覚えられる
  • 実案件のほうが、座学より10倍以上早く成長できる
  • 行動が増えるほど、経験・自信・実績が一気に積み上がる

行動した分だけ伸びる。これを実感できる案件でした!

著名人も言っているので、こちらを確認してみてください。

まとめ:まずは行動し、走りながら覚えていこう

まとめ
  • 未経験でも“受注してから覚える”ことで伸びる成長スピード。
  • 完璧を待たず一歩踏み出すことで得られる実績と自信。
  • 行動した人だけが手に入れられる、圧倒的な成長の実感。

この案件を通して痛感したのは、「経験がない=できない」ではないということです。

必要なのは、完璧な準備よりも一歩踏み出す行動力でした。

実際、

  • 受注してから必要なスキルを調べた
  • 迷った部分は教材やAIで補った
  • 解決できないところはコミュニティの力を借りた

という流れだけで、未経験の MEO・LINE構築 でもクライアントに喜んでいただけました。

しかも、この案件はまだ途中で、今もクライアントと継続してサポートを続けています。
「一度作って終わり」ではなく、改善を重ねながら一緒に成長しています。

行動すればスキルは後からついてきます。

むしろ、実案件以上に学べる教材は存在しないと断言できます。

あなたも、「準備が整ったら始める」ではなく、

“受注してから覚える” スタイル

で挑戦してみてください。

それが一番速く、自信と実績を積み上げる近道です。

次の一歩を踏み出すあなたを、心から応援しています。

困ったら相談してみよう!

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