LINE構築の提案|制作者が知るべき基本と実務
ホームページ制作はOLTANAで効率的に進められるようになりました。
ただ、実店舗クライアントとのやり取りでは「運営面の課題」に悩むことが少なくありません。
中でも見落とされやすいのが、予約・連絡・決済をまとめて改善できる「LINE構築」です
LINE構築は、こうした“運営のボトルネック”を解消し、来店後のフォローまで整えられる実店舗向けの強力な施策です。
LINE構築とは?

LINE構築とは、お店とお客さんのやり取りを
「予約・連絡・決済」までLINEひとつにまとめる仕組みづくり
のことです。
多くの店舗では、次のような運営になっています。
この形は、ミスが出やすい・負担が増える・リピートが安定しないという課題を抱えています。
LINE構築ではこれを一気に解消できます。
さらに、LINEは日本人の9割以上が利用しているため、お客様が新しいアプリを覚える必要がないのも大きなメリットです。
LINE公式とエルメ・Lステップの関係


LINE構築について調べていると、「Lステップ」とか「エルメ」とか出てくるけど、よくわからないですよね。
結論からいうと、こうです↓

- LINE公式アカウント:本体(最低限の機能)
- エルメ:運営の仕組み化に強い拡張ツール
- Lステップ:マーケティング自動化に強い拡張ツール
これをイメージで言うと…

- LINE公式=スマホ本体
- エルメ・Lステップ=アプリ
スマホ本体だけだと“電話・LINE・メモ”くらいしかできない。
でもアプリを入れれば仕事も決済もゲームも全部できるようになりますよね?
LINE構築も同じで、
本体(LINE公式)+ アプリ(エルメ or Lステップ)
で実店舗向けの仕組みが完成します。
| ツール | 役割 | 向いている業種 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| LINE公式アカウント | 本体・最低限の機能 | 全業種 | 自動化がほぼ不可 |
| エルメ (L Message) | 実店舗運営の仕組み化 | サロン・整体・ピラティス・教室 | 予約・決済・回数券・自動化が得意 |
| Lステップ | マーケティング自動化 | スクール・講座・大型ビジネス | 高性能だが設計が難しい |
LINE構築が実店舗ビジネスに必要な3つの理由

LINEは日本人の9割以上が使うアプリで、お客様に新しいツールを覚えてもらう必要もありません。
導入のハードルが低く、運営改善に直結しやすい点が特徴です。
ここでは、実店舗がLINE構築を導入すべき理由を3つにまとめて解説します。
理由①:LINEは予約・連絡・決済を一元化できるツール
従来の運営では、予約は電話、連絡はメール、管理はGoogleカレンダー、会計は現金と、複数ツールの行き来が前提でした。
LINEを導入すると、次の導線を1つにまとめられます。
- 予約の受付・変更・キャンセル
- 自動返信や事前案内の配信
- 決済や回数券・継続課金の管理

手動作業が減り、スタッフの負担とミスのリスクが大きく下がります。
理由②:成約率・リピート率を同時に高められる仕組み
LINEは、予約までのステップを短縮し、来店後のフォローを自動化できる仕組みをつくれます。
この導線が整うことで、予約率もリピート率も自然に高まり、売上が安定しやすくなります。
理由③:実店舗では「来店後の導線」を整える役割が大きい
MEOやホームページが“来店前の導線”を担っているのに対して、LINEは“来店後の導線づくり”を支えるツールです。
- 来店後のフォローや次回予約の案内
- 変更やキャンセルが簡単にできる
- 継続利用につながる導線を整えられる
来店して終わりではなく、次の来店につながる流れをつくれる点が、LINEの大きな価値です。
LINE構築のメリット

ここでは、特に重要な3つのメリットを紹介します。
メリット①:予約管理が自動化され、手間とミスが減る
電話やメールでの予約対応は、やり取りが多く、スタッフが Googleカレンダーに手入力するためミスも起こりやすい方法です。
LINEを導入すると、予約〜確定までが自動化され、対応の手間が大幅に削減されます。
メリット②:リピート率が自然に上がる(リマインド・回数券・継続課金)

実店舗の売上を左右するのは「新規」より「リピート」です。
LINEは来店後のフォローを自動化できるため、次の来店につながりやすい導線を作れます。

お客様側は何も意識せずに情報を受け取れるため、再来店につながりやすくなります。
メリット③:顧客データが蓄積され、運営が仕組み化される
予約や利用コース、来店履歴などの顧客データがLINE上に蓄積されていきます。
これにより、次に必要なフォローや提案がしやすくなります。
顧客管理がラクになり、長期的な関係づくりと売上の安定につながります。
LINE構築のデメリット

LINE構築には多くのメリットがありますが、一方で注意すべき点も存在します。
提案前に知っておきたい3つのデメリットを整理します。
デメリット①:初期構築に知識と時間が必要
LINEは便利な反面、予約導線・リッチメニュー・自動返信など、設定項目が多いツールでもあります。
見た目以上に設計の幅が広いため、ゼロから自力で作ろうとすると時間がかかりやすく、思ったより複雑に感じることがあります。
制作者側が一定の知識を持って構築しないと、クライアントが使いにくい状態になりやすい点は押さえておくべきポイントです。
デメリット②:設計を誤ると運用が複雑化する
LINEは、「作り込もうと思えばどこまでも作り込めるツール」です。
だからこそ、最初の設計を間違えると、後から修正しにくくなってしまうことがあります。
デメリット③:クライアントがLINEの価値を理解していない前提で進める必要もある
提案時、クライアントがLINEのメリットを理解しているケースは多くありません。
「公式LINEって何ができるの?」「予約ってLINEでできるの?」といった状態から説明が必要になることがほとんどです。

LINEを導入するメリットを、クライアントに伝えましょう。
Web関連に詳しくないクライアントは、LINEを導入するメリットがわからないことがほとんどだと思うくらいがちょうどいいです。
LINE構築と相性の良い業種

LINE構築は「予約が必要」「継続利用が前提」「来店後のフォローが売上に直結する」という業種と非常に相性が良い施策です。
特に予約が多い業態では、問い合わせ対応の削減・ミス防止・フォローの自動化といったメリットが大きくなります。
LINE構築の費用感・相場
LINE構築の費用は、依頼内容や構築範囲によって大きく変わります。
ここでは、個人制作者が提案しやすい現実的な相場をまとめます。
| 区分 | 費用相場 | 主な内容 |
| ①初期構築 (リッチメニュー+予約導線) | 1〜5万円 | ・予約導線の設計 ・リッチメニュー作成 ・基本メッセージ設定 ・最低限の自動返信 |
| ②追加構築 (自動化・回数券・継続課金) | 5〜15万円 | ・回数券・継続課金の導入 ・顧客管理の最適化 ・ステップ配信、フォロー自動化 ・利用状況に応じた分岐メッセージ |
| ③月額運用サポート | 3,000〜30,000円 (個人制作者は3,000〜1万円が中心) | ・リッチメニュー更新 ・配信文の作成、代行 ・回数券、予約の管理相談 ・月1改善アドバイス |
①初期構築(リッチメニュー+予約導線):1〜5万円
初期構築は、LINEを「店舗で使える状態」にするための基本セットです。
実店舗の多くが最初に必要とするのはこの部分で、コストを抑えつつ導入できるため最も選ばれやすい価格帯です。
②自動化・回数券・継続課金の追加構築:5〜15万円
より実務に踏み込んだ自動化を行う場合の価格帯です。
回数券の管理、継続課金、来店後のフォロー、ステップ配信など、売上を伸ばすための仕組みづくりが中心になります。
実店舗のリピート導線を整えたい場合は、この追加構築が効果的です。
③月額運用サポート:3,000〜30,000円
構築後の運用フォローが必要な場合のサポート範囲です。
クライアントがLINE運用に慣れるまでの間、メッセージの作成や予約管理、更新業務などを引き受ける形が多く、価格帯も幅があります。
個人制作者の場合、月3,000〜1万円ほどの範囲が最も依頼されやすく、継続案件として安定しやすいラインです。
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具体的な金額設定に迷う場合は、
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まとめ:実店舗クライアントにはLINE構築を“運営改善の標準施策”として提案しよう
- 店舗の悩みを一気に解消できる、予約・連絡・決済のまるごと自動化
- 小さく構築しても大きな効果が出る、実店舗が喜ぶ導線改善の即効性
- まずは「予約導線の整備」だけでも提案できる、制作者としての一歩
LINE構築は、予約・連絡・決済を一元化し、実店舗の運営を大きく改善できます。
今後、実店舗と関わる際は、ホームページ制作やMEOと同じく、LINE構築を“標準施策”として提案していきましょう。
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