STEP2:応用編

SMTPについて

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よくある悩み
  • 「お問い合わせフォームを設置したのに、なぜかメールが届かない…」
  • 「送信完了って表示されたから、ちゃんと届いているはずなのに…」

そんな経験はありませんか?

実はこれ、WordPressでとてもよくあるトラブルです。

原因が分からないまま放置してしまうと、

  • お問い合わせに気づけない
  • 自動返信メールが届かない
  • クライアントやユーザーの信頼を失う

といった、かなり致命的な問題につながることもあります。

この記事では、なぜメールが届かないのかという原因を、専門用語をできるだけ使わず、物語形式でやさしく解説します。

読み終わるころには、

  • 送信完了の本当の意味がわかる
  • なぜ迷惑メールになるのか説明できる
  • クライアントに自信をもって対応できる

そんな状態になっています。

SMTPってよく分からないという方こそ、ぜひ読み進めてみてください。

動画でも解説しました。

同じ内容なので、読み進めてもらっても動画で学んでもどちらでもOKです!

第1章:ちゃんと送ったはずなのに…

あなたは、WordPressでホームページを作りました。

お問い合わせフォームも設置して、テスト送信をします。

画面にはこう表示されました。

ありがとうございます。メッセージは送信されました。

あなたは思います。

「よし、ちゃんと動いてるな」

これは、「パソコンでメールを書いて「送信」ボタンを押した状態」です。

この時点では、まだ相手に届いたかどうかは分かりません

実際に、メールが届いたか届いていないかまでは確認していませんでした。

メッセージは送信されたと表示され、「あ、メールは届いたんだ」と思っていました。

第2章:お客さんからの一言

数日後、こんな連絡が来ます。

「お客様から、問い合わせ送ったけど、全然返信がないからどうしたんだという連絡をもらいまして・・・」

あなたは少し混乱します。

「え?送信完了って出てたよな…?」

管理画面を見ても、エラーは出ていません。

でも、メールは届いていない。

ここで初めて「何かおかしい」と気づきます。

第3章:「送信完了」と「届いた」は別もの

ここがとても大事なポイントです。

WordPressの「送信完了」は、「メールを書いて送信ボタンを押した」という意味でしかありません。

これは、たとえると

  • 荷物を箱に入れた
  • 宛名を書いた
  • 玄関に置いた

だけの状態です。

まだ郵便局には渡っていません。

第4章:WordPressの初期メールは怪しく見える

WordPressの初期設定では、メールは「簡易的な方法」で送られます。

Gmail側から見ると、こんな印象です。

Gmail側から見るWordPressの初期設定
  • どこから送られたのかよく分からない
  • 本当にその会社が送ったのか証明できない
  • なりすましの可能性もある

郵便で例えると、

  • 差出人の身分証がない
  • 正規の郵便局を通っていない
  • 誰が出したか分からない荷物

この状態です。

第5章:Gmailは受信チェックがとても厳しい

GmailやOutlookは、メールを受け取る前に必ず確認します。

  • このメールは誰が送った?
  • 本当にそのドメインから?
  • なりすましじゃない?

毎日大量の迷惑メールが届くため、「少しでも怪しい」と判断したものは安全に対処するんです。

第6章:なぜ迷惑メールになるのか

WordPressの初期メールは、

  • 送信者の身元が弱い
  • 正規ルートを使っていない
  • 証明情報が少ない

という特徴があります。

そのためGmailは、

「悪くはなさそうだけど、信用しきれない」

と判断します。

結果として、

  • 迷惑メールフォルダに入る
  • プロモーションに振り分けられる
  • 最悪、受信自体されない

ということが起こります。

第7章:自動返信メールは特に疑われやすい

自動返信メールは、

  • 同じ内容
  • 機械的
  • 短時間で送信される

という特徴があります。

そのため、自動返信メールがユーザーには届かない

という現象がよく起きます。

第8章:SMTPは「正規の郵便局」

SMTPを使うと、メールの送り方が変わります。

  • 正規のメールサーバーを使う
  • IDとパスワードで送信者を証明
  • 信頼されたルートで配送

郵便で例えると、

  • 身分証を出して
  • 郵便局の窓口から
  • 正式に荷物を送る

という状態です。

第9章:SMTPを使うとGmailの反応が変わる

SMTP経由のメールを見ると、Gmailはこう判断します。

  • 正規ルートだ
  • 送信者がはっきりしている
  • 安全なメールだ

その結果、

  • 受信箱に届きやすくなる
  • 自動返信も届く
  • メールトラブルが激減する

ようになります。

第10章:まとめ 〜なぜSMTPが必要だったのか〜

ここまで読んでみて、

SMTPって、なんとなく難しそう

という印象は、かなり薄れたんじゃないでしょうか。

最初に起きていた問題は、とてもシンプルでした。

お問い合わせフォームで「送信完了」と表示されていたので、あなたはちゃんとメールは届いていると思っていました。

でも実際は、それは「メールを書いて、送信ボタンを押した」という合図でしかなかったんです。

郵便でいえば、荷物を箱に入れて玄関に置いただけ。

まだ、郵便局には渡っていませんでした。

WordPressの初期メールは「身元が弱い」

WordPressの初期設定のまま送られるメールは、差出人の身元がとても弱い状態です。

GmailやOutlookから見ると、

「誰が送ったかよく分からない」

「本当にその会社のメール?」

「なりすましじゃない?」

そんなふうに見えてしまいます。

だからこそ、

  • 迷惑メールに入ったり
  • プロモーションに振り分けられたり
  • 最悪の場合、そもそも届かなかったり

ということが起きていました。

Gmailが厳しいのには理由がある

Gmailが厳しいのは、意地悪だからではありません。

毎日、世界中から大量の迷惑メールや詐欺メールが届くため、

「少しでも怪しいものは止める」

という仕組みになっているだけなんです。

SMTPは「正規ルートで送る」という仕組み

そこで登場したのが、SMTPです。

SMTPを使うというのは、

  • 「正規の郵便局を使って送ります」
  • 「この人が送った荷物ですよ」

と、きちんと身分証を提示して

正式なルートでメールを送る、ということ。

これによって、

  • 送信者がはっきりする
  • なりすましと疑われにくくなる
  • Gmailからの信頼が一気に上がる

という状態になります。

結果:メールは“普通に”届くようになる

結果として、

  • お問い合わせメールがちゃんと届く
  • 自動返信メールも安定して届く
  • 「送ったのに届かない…」という不安がなくなる

ようになります。

つまりSMTPは、難しい専門技術ではなく

「メールをちゃんと届けるための正しい送り方」

だった、ということです。

これを知っているだけで、お問い合わせフォームのトラブルはほぼ未然に防げるようになるんです!

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